1.夫の浮気から離婚まで

妻のココロ(5)/遅すぎた詫びの言葉

目安時間 3分

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悩んで悩んで、やっとの思いで離婚を決意し離婚届を提出し

新たな気持ちで自分を奮い立たせ

子供の保育園探しをはじめたり私の仕事探しをはじめたり

母子家庭を歩み始めたタイミングで

今まで好き勝手にしてきた別れた夫から連絡がきた

離婚後の引っ越しの時には

おしゃれな家具だけ持って出て、一人暮らしをはじめたらしい元夫

 

久々の電話で

向こうから聞こえてきたのは

離婚を決意するまでの間ずっと私が待っていた夫からの言葉だった

 

「俺、やっと目が覚めたんだ

何て大変なことしてしまたんだろうと思って

今までどうかしてたんだ

もう一度やり直してもらえないだろうか

お前と子供と三人でやりなおしたいんだ」

 

別居中、その言葉とともに迎えに来てくれるのをずっと待っていた

待っても待っても迎えは来なかった

自分と子供が必要な存在ではないという事を思い知らされた

もう待つまいと思った

お父さんはいないものと思おうと決意した

子供と、片親でも楽しく生きていこうと決意した

ここまでくるのは、言葉に出来ないほどの

苦しさと寂しさと屈辱との闘いだった

 

そしてこの電話で

彼に対して新たな感情が加わった

「憎しみ」と「嫌悪」

 

彼からのお誘いには

「もう今更おそいよ」

とだけ返し、電話を切った

 

そのあと、口から魂が出てしまいそうなほど

嗚咽した

口惜しさと、腹立ちと、うまく言えないが

 

どこまで馬鹿にするんだろうかと感じた

そこまで身勝手なのだろうかと感じた

 

彼を心底、大嫌いになった

 

妻は妻で、心がある一人の人間です

考え方も感じ方も全く違う、一人の人間です

貴方の都合にあわせて動く、ロボットでもない

貴方の所有物ではありません

相手の心を思いやり寄り添う気持ちがなければ

夫婦関係は継続しません

 

浮気をして、こわれた夫婦間の絆の修復を

心から望むのならば

まずは妻の気持ちを知る事が家庭再建への一歩となるでしょう

 

妻から離婚をつきつけられ悩む男性へ

 

子供を手放さないためにも

あきらめないで

夫婦再建へのヒント、離婚回避の言葉がここにあります

離婚を止める言葉の選択

 

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この記事を書いた人

ひかりお

バツイチアラカン主婦

ひかりお

結婚4年目の26歳の時に妊娠出産、27歳の時に夫の浮気が原因で離婚。 その後母子家庭時代を経て、離婚歴のある男性と再婚し今に至ります。 遠い過去の嫌な思い出を掘り起こし文章にする作業は少し苦しい事だけど、同じような境遇におかれ悩んでいる方に、私のつたない経験が何か役にたてたら、苦労が報われるかなと思っています。

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結婚4年目の26歳の時に妊娠出産、27歳の時に夫の浮気が原因で離婚。 その後母子家庭時代を経て、離婚歴のある男性と再婚し今に至ります。 遠い過去の嫌な思い出を掘り起こし文章にする作業は少し苦しい事だけど、同じような境遇におかれ悩んでいる方に、私のつたない経験が何か役にたてたら、苦労が報われるかなと思っています。

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